
前髪はヘアデザインの命となる大切なパーツです。
あなたの印象を作るのにとても重要な役目をします。
卵形の方は何でも似合いますが、そうでない方は必ずと言っていいほど、前髪で失敗した経験が少なからずあると思います。
「似合う」「似合わない」は何が違うの?
それでは細かく見ていきましょう。
大きく分けると前髪はABCの3つの前髪があると思います。
A 下ろした場合の前髪
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B 流した場合の前髪
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C 立ち上げたり、分けた場合
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その場合以下の組み合わせでの、ABCそれぞれの解説です。
① 前髪をサイドの髪と繋げずに前髪だけを作った場合
A 下ろした時にクセなどを考慮して両端が目尻より前髪が広い場合、四角や丸顔の方などは小顔にはなりません。
B 流した髪が顎ラインより短い場合、面長・四角の方はセンターパートはNGです。アゴより長い場合は特に問題はありまん。
C 落ちる髪が額の見えてる部分を三角形に作るとベストです。
② 前髪とサイドの髪が繋がっている場合
A 下ろした時に丸顔の方は前髪を深めにとり、額に所々に空間を作ると良いと思います。NGは浅い前髪です。面長の場合は逆に前髪を深めに取ると顔の長さが強調されますのでお勧めできません。三角形の方は卵形同様ほとんどOKです。四角の方はややどちらかに毛流れを持って行った方が直線の印象が無くなって良いです。
B 流す場合はどの形もOKです。
C 丸顔・面長は基本NGです。その他は簡単に出来るでしょう。しかし、三角形の方は、分け目をしっかり付けた場合、少しきつい印象を与える傾向があります。
この様に、前髪にもバランスが存在します。
詳しく書けばもっとあるのですがこのぐらい知っておけば失敗は防げます。
プラス今っぽさを味付けに・・・
これを踏まえて前髪のイメチェンをしてみてはいかがでしょうか。
ヘアスタイルの説明は1㎝単位で行います。
しかし、前髪は1㎜単位です。
もちろんクセも多く影響する場所なので細かい作業となります。
髪の状態が、ウエット時とドライ時ではもちろん違う長さになってしまいます。
だから「忙しいから自分で切っちゃいました!」はあまりして欲しくないんです。ある意味、ダサいイメチェンになりますよね。
どうしても・・・
どうしても・・・・
それでもどうしても・・・・!って時は
<前髪のセルフカットの注意点>
1前に下ろした時、目尻より外側の毛は切らない。
2鋏はよく切れる物で切る。
3鋏は縦に入れる。
4乾かして切る。
5長い毛が2~3本落ちて来た場合、切らずにどけて下さい。
以上を気をつけて切りすぎない様にお願いします。
顔周りの髪は額縁です。
あなたの顔をより良く見せます。
尚且つ小顔に若々しく見せる大切なポイントです。
前髪のイメチェンをしてみてはいかがでしょうか。
こちらも併せてお読みいただければと思います。
2、ヘアシルエット
次回は、ドライヤーのコツを書きたいと思います。
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